ドライオーガズムと前立腺オナニーの話 3

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ドライオーガズムに至るためのマインド

よく、ドライオーガズムに至るためにはリラックスしていることが重要だ、と言われる。どこのサイトでも大体かいてある。

だけどなぜリラックスが重要なのかを具体的に正しく説明しているところは少ないように思う。

だから、本当に重要なのに、その重要性が真に腑に落ちずに、軽視してしまうドライオーガズム未経験者が多いのではないかと思う。

そこで今回はそのあたりの理由説明も含めて話をしようと思う。

ドライオーガズムに至るにはリラックスして臨むことが重要な理由

結論から言うと、リラックスが必要というのは精神論でも気合いの話でもなく、身体の仕組みとして説明できることであり必要条件なのである。

関係する神経系の働きという観点

人間の自律神経系には交感神経と副交感神経という二つの系統があり、互いに拮抗する関係にある。

交感神経は興奮・緊張・戦闘態勢の神経、副交感神経はリラックス・休息の神経、と理解しておけばいい。

ドライオーガズムの反射は副交感神経が主導する反応だ。一方、「早くオーガズムに至りたい」という焦りや、力んで意識的に捕まえに行こうとする状態は交感神経を優位にする。交感神経が優位になると、発火しかけていた脊髄の反射回路に抑制がかかり、始まりかけていた律動収縮が止まってしまう。

「焦ると遠のく」という体験談は、この自律神経の拮抗関係がそのまま現れたものだ。

なお、通常の射精によるオーガズムは交感神経が主導する反応なので、興奮・緊張状態でも発生する。ドライオーガズムはその逆であり、これが通常のオーガズムとは全く異なるアプローチが必要な理由でもある。

骨盤底筋の不随意動作を邪魔しないという観点

前の記事でも説明した通り、ドライオーガズムに向かうプロセスでは骨盤底筋が不随意的に律動収縮し始める。アネロスが「勝手に動き出す」感覚がそれだ。

この状態で「もっと気持ちよくなろう」と力もうとすると、骨盤底筋に随意的な緊張が入る。すると自動で動いていた不随意収縮を随意筋が上書きしてしまい、せっかく動き始めていた反射回路をリセットしてしまうことになる。

「アネロスが勝手に動いているのを邪魔しない」という受け身の姿勢は、この不随意動作を継続させるために必要なことだ。

意識レベルと上位中枢の制御という観点

神経系の話をもう一つ加えておきたい。

人間の脳には、意識的に何かをしようとするときに活発に働く領域がある。前頭前皮質と呼ばれる部位で、判断・制御・意図といった「意識的な活動」全般を司っている。この部位は脊髄レベルの反射回路に対しても上位からの制御・抑制をかける働きを持っている。

「オーガズムを捕まえに行こう」「もっと気持ちよくなろう」と意識的に考えている状態は、まさにこの前頭前皮質が活発に働いている状態だ。

つまり意識的であればあるほど、脊髄の反射回路への抑制が強くなるという、ドライオーガズムに至るためには逆効果となる仕組みとなっている。

逆に、トランス状態や意識レベルが低下した状態では前頭前皮質の活動が落ちる。上位からの抑制が外れることで、脊髄の反射回路がより自由に発火しやすくなる。これがトランス状態でドライオーガズムに至りやすい理由だ。

この観点から、入眠直前の半覚醒状態でドライオーガズムに至りやすいという体験談も説明できる。半覚醒状態は自然に意識的制御が弱まっているため、反射回路への抑制が外れやすい状態になっているからだ。

(催眠音声がドライオーガズムに効果的と言われるのも、この仕組みと一致している。ただし、ドライオーガズムが未経験な場合は、人によっては催眠音声への意識が前立腺への集中を妨げてしまうこともあるので、最初は導入しないことを僕はおすすめする。あくまで自分の体に神経を集中して臨む方が良い。)

ここまでをまとめると、「リラックス」「受け身」「トランス状態」はそれぞれ別の話ではなく、すべて意識的制御を手放すことで脊髄の反射回路を解放するという一つの方向性を指している。

リラックスが重要という、メンタル面での意味

ここまではメカニズムの話としてリラックスが重要な理由を説明した。しかし、メンタル面が重要であることも疑いようのない事実である。

それは二つの理由からだ。

一つは、焦らないという事がそもそもメンタル的にリラックスした状態でないとできないこと。

もう一つは、今日できなくても次回またトライするだけだ、という気持ちで臨むことが、あきらめずに継続するという観点において非常に重要だからだ。

まとめ

リラックスして受け身でいることの意味は:

  • 副交感神経を優位に保つ
  • 骨盤底筋の不随意収縮を邪魔しない
  • 意識的制御を手放して反射回路を解放する

この3点に集約される。「焦らず待つ」は精神論ではなく、身体の仕組みに沿った正しい行動として、ドライオーガズムに至るために必要であり、そしてその「焦らず待つ」を実践するためにこそ、メンタルの余裕が必要なのだ。

次は

次が多分いったんの最後になる。読む人を選ぶであろう、ドライオーガズムにまつわるメカニズムの詳しい話をしようと思う。ではまた。


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